• COLUMN
特別養護老人ホームで勤務した後、ワーキングホリデー制度を利用して、滞在したオーストラリアでの経験から、訪問栄養指導に興味を持ち、「地域栄養サポート自由が丘」を立ち上げた米山久美子さん。海外と日本の栄養士の違いやこれから求められる在日外国人の栄養指導の必要性についておうかがいしました。
海外生活で学んだ訪問栄養指導の可能性 - 米山久美子

認知症の祖母の介護から感じた栄養指導の必要性

栄養士の仕事に興味を持ったきっかけは、認知症の祖母の介護の経験からでした。私が高校生のころ、母方の祖母が認知症になり、家族が祖母の家に移り住んで、介護をすることになったんです。母は、糖尿病を患っていた祖母に何を食べさせればいいのかわからず、とても苦労していました。その時の経験から、病気や認知症がある人でもおいしくて、見栄えがよく、安心して食べられるような食事を提供するような仕事をしたいと思うようになりました。今思えば、その時の気持ちが訪問栄養食事指導の仕事につながっているのではないかと思います。

オーストラリアで見た海外の栄養士の仕事

短大を卒業後、病院や高齢者施設の委託会社で働き、先輩のすすめもあって、管理栄養士の資格を取得しました。その当時は、なぜか外国人の友人が多く、カナダやオーストラリアなどの友人を訪ねて旅行していました。

その後、デンマークの調理器具を販売する会社で1年ほど働き、甲状腺疾患専門の病院で管理栄養士として4年間働いた後、1年間のイギリス留学をしました。帰国後は、特別養護老人ホームで栄養ケアマネジメントや高齢者の栄養管理などを経験しました。

そのころ、ちょうど年齢も29歳でワーキングホリデーに行くには最後のチャンスだと思い、オーストラリアのアデレードに半年ほど滞在しました。オーストラリアでは、最初にMeals on Wheelsという非営利団体が行う配食サービスのメインキッチンのポジションに採用してもらいました。この会社は、基本的にボランティアで運営されていて、宅配も地域の人が高齢者や障害のある人などのために配るんです。このように隣人同士で助け合うシステムが社会に根付いているのはいいですよね。 その後、Nutrition Professional Australiaで実地研修を受ける機会がありました。この会社はスタッフ全員が栄養士でビジネスを展開し、独自のサービスで成功しています。興味を持った私は、思い切って直接問合せをして、話を聞きに行きました。その時にスタッフの方から、「国は違うけれども同じ栄養士じゃない。私たちがやっていることを存分に見て行きなさい。」と言いながら、握手をしてもらい、本当にうれしかったことを今でも覚えています。

続きはこちら >>海外生活で学んだ訪問栄養指導の可能性② - 米山久美子

コメントを送ろう!

「コメント」は会員登録した方のみ可能です。

みんなのコメント( 0

  • No post.

    まだ投稿がありません。

"イートリスタ・インタビュー"のバックナンバー

もっと見る

WRITER

フリーランスの管理栄養士の仕事 | 海外生活で学んだ訪問栄養食事指導の可能性①米山久美子さん

Eatreat 編集部

Eatreat編集部

Eatreat 編集部さんのコラム一覧

関連タグ

関連コラム

"管理栄養士・栄養士インタビュー"に関するコラム

もっと見る



CONFERENCE

ログインまたは会員登録が必要です

会員登録がお済みの方

ログイン

まだ会員登録をされていない方

新規会員登録

ページの先頭へ