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イートリスタ米山久美子さんによる「本気で訪問栄養食事指導をしたい人向け実践講座」の2日間コースが、12月8日・9日に開催されました。
⾼齢化が進むわが国では、在宅での療養者や介護が必要な⽅の増加に伴って、今後在宅における栄養ケアの需要も増⼤すると予測されます。サルコペニアやフレイル、病気の重症化などを避けるためにも、地域における栄養サポートに加え、訪問栄養⾷事指導の必要性が⾼まると考えられます。
しかし、そのような在宅療養者に対し、訪問栄養食事指導を実施している管理栄養⼠はまだまだ少ない状況にあります。
今回は、実際に訪問栄養⾷事指導を実践したいと考えている方を対象として、日々訪問栄養食事指導を行っている栄養ケア・ステーションeatcocoの代表でもある講師がリアルな情報と、必要とされるスキルについて詳しくお話をしました。

充実した2日間の講座内容

【講義1日目】
・介護保険制度について
・レセプトの基本
・訪問栄養食事指導に必要なスキル

1日目は介護保険制度についての情報のまとめと、平成30年度介護報酬改定における各サービスの改定事項についての解説を行いました。続いてレセプトの基本について、実際のワークを交えながら講座を進めていきました。最後の訪問栄養食事指導に必要なスキルでは、訪問栄養食事指導の流れや、根拠に基づいて説明ができるかといった管理栄養士としての心得を学びました。
また、実際に問い合わせが多い内容への回答の仕方、訪問を想定した実践的なワークを行うなど、全てすぐ役に立つような内容でした。

【講義2日目】
・地域包括ケアを視野に入れた地域における栄養ケア
・在宅における管理栄養士と多職種との関わり、連携について
・低栄養、病態別などでの介入内容(実際の症例を通して)

2日目は、地域包括ケアを視野に入れた地域における栄養ケアに焦点を当て、訪問栄養食事指導以前の地域における予防の視点からの事業活動例の紹介などを行っていただきました。介護予防事業として、講師の米山さんが実際に行政と取り組んでいる事例についてもお話いただきました。
続いて、在宅における管理栄養士と多職種との関わりや連携についてお話をいただきました。主に、実際の在宅における「食」の問題点から実際にどのような関わり方ができるかや、食事に関する注目したいポイントについて解説をしていただきました。
最後に、実際の症例を通して、低栄養、病態別などでの介入内容についての詳細を解説していただきました。米山さんからは「大切なことは「ご本人様がどうしたいか」であり、周りだけが盛り上がることのないように、その人に合うものがわかる目を身に付けたいですね。」と締めくくられていました。

【参加者の皆さんからの感想】

●訪問栄養指導をやる機会が間近に迫っているものの、何をどうしたらいいか分からず、とにかくいろいろ知りたかったため参加しました。書類の書き方、報告書やスクリーニングアセスメントモニタリングなどをはじめ、アプローチの仕方が勉強になりました。実際に栄養士として仕事をしているものの、これで大丈夫なのかと不安を感じていた中、縁があって訪問栄養指導の話をいただくようになったのですが、私なんかがいいのかなとずっと思っていました。しかし、今回参加させていただいたことで、こういう視点で栄養士は見たらいいのかなど、分かったことも多くありました。色んな講習に参加しても何が分からないかも分からなかったですが、今回具体的に指摘してくださり、とても分かりやすくて実際のこともイメージできてとってもよかったです。ありがとうございました!(管理栄養士・匿名)
●これから訪問携わっていきたいので参加しました。調理実習講座をしてほしいと思いました。また参加したいと思っています。(管理栄養士・匿名)
●これから訪問栄養を進めいくことに不安があったため参加しました。実際に訪問するにあたって必要な物や資料など、とても具体的な内容だったので、実際に訪問へ行くイメージがつきました。もっと管理栄養士としての資格を医院で活かしたいと思いました。そのために、まずは情報収集や知識を深めていき、自信を持って訪問栄養指導を出来るようにしていきたいです。(管理栄養士・H様)
●今勤めている歯科医院で訪問を行っており、これから訪問栄養も始まるため参加しました。食事指導が未経験なため不安に思っていましたが、訪問栄養食事指導の流れを分かりやすく教えていただきました。レセプトの記入の仕方やスクリーニング・アセスメントを症例を交えながら、実際に書いて学ぶことができました。とても参考になりました。ありがとうございました。(管理栄養士・N様)
●在宅訪問の知識・経験共に不足しており不安だったので、即実践できる力を養いたく参加しました。書類作成、訪問事例は大変参考になりました。市販品での介護食等の試食ミキサー食や嚥下食調理を実践して、提案の幅を広げたいと思いました。(管理栄養士・匿名)
●レセプトについて、訪問の実際、実践について簡単調理についてが勉強になりました。(管理栄養士・匿名)
●スキルアップのため自分の視野をひろげ、世の中にもっとで出みたいと思いました。(管理栄養士・杉山様)
●訪問栄養に興味があり、具体的な内容を知りたかったため参加しました。レセプトや報告書の書き方や、症例が参考になりました。演習で実際に自分でやってみて、先生にアドバイスをいただけたのが良かったです。(管理栄養士・T様)

より自信をもって訪問栄養食事指導ができるように

本講座は、訪問栄養食事指導を実践したいけれど、在宅における栄養食事指導は未経験で一歩踏み出せない方が、これさえ知っておけば訪問栄養食事指導が実践できる知識と最低限のスキルを身に着けていただける講座でした。
地域の多職種との連携、実際に管理栄養士が訪問栄養食事指導で実施する内容に加え、レセプトや、報告書の書き⽅など、事務作業においても管理栄養⼠が知らないといけない内容が盛りだくさんで、ロールプレイングも⾏いながら、訪問栄養食事指導を⾏うための実践⼒も養っていただけたようです。
また、受講生特典として、実際に働く際に不安がないように、就労先の紹介、就労後の相談の受付、現場実習についてもご紹介をさせていただきました。

こちらの講座は、好評につき追加開催が決定しております。
●【1/21・1/22】
●【2/23・2/24】

訪問栄養指導に興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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【12/8・12/9】本気で訪問栄養食事指導をしたい人向け実践講座 開催

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