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リンとは

リンは体内にあるミネラルです。マグネシウムと同じように、ビタミンB群の補酵素の働きを持ち、骨や歯を丈夫にする役割があります。

①骨や歯の形成
体内に存在するリンの80%は骨に存在します。カルシウムやマグネシウムと結合し、骨を強くします。

②エネルギーを蓄える
リンは体内の高エネルギーリン酸結合(ATPやADP)の構成要素です。エネルギーの受け渡し役のリンは不足すると疲労を感じるようになります。

③細胞膜の構成成分
リンは動植物の細胞膜の構成成分です。また、細胞の遺伝情報を担う核酸や神経細胞の軸索などの構成成分にもなります。さらに、神経細胞間で情報を伝える神経伝達物質の材料としても使われます。

リンはなかなか不足しない栄養素

リンは多くの食材に含まれており、不足することはほとんどありません。逆に、過剰摂取が問題になることが近年多くなってきました。リン酸塩という添加物として、加工食品にほとんど含まれているからです。ハムやソーセージ、インスタントラーメン、プロセスチーズ、炭酸飲料に至るまで多くの食品に添加されています。また、スナック菓子やファーストフード、菓子パン・総菜パンなどにもリンが多く含まれています。

過剰摂取が問題になるリン

過剰なリンは、尿と一緒に排出されますが、長期的な過剰摂取は、カルシウムの吸収も阻害してしまいます。したがって、リンにより骨粗鬆症が起こる場合もあるのです。子供のときから、これらを食べる習慣がついていると、骨が弱くなりやすいため、間食の選び方には十分注意したいものです。

リンの必要摂取量について

一日に必要なリンの摂取量は、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、18歳以上の男性で1,000mg、女性800mgとされています。しかし、この量のリンを摂ろうと意識することはありません。リンは、どの食材にも入っているので、前述した通り過剰摂取に気を付ける方が大事です。

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みんなのコメント( 1

    • Eatreat 編集部
    • Eatreat 編集部
      305日前

      Eatreat編集部です。本日の栄養素時点は「リン」です。リンは摂り過ぎに注意が必要のようですね。

      拍手 0

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WRITER

栄養素について知ろう⑧「リン」とは?

岡田 あき子

フリーランスのスポーツ管理栄養士です。 アスリートのサポート、スポーツ栄養の料理教室、 実業団チームの合宿帯同、記事執筆、セミナー開催などやっています。 管理栄養士 体育科学修士 食アスリート協会認定 シニアインストラクター 日本健康食育協会 シニアマスター

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