料理教室やイベントなどを告知する際に必要なチラシ。パッと見て興味を持ってもらえ、伝えたい内容が伝わるチラシを作ることが大切です。今回は、告知チラシの作り方をご紹介します。ポイントをいくつかご紹介していますので、できそうなところから取り入れてみてください。
情報を整理してから作り始める
まずはチラシに必要な情報を書き出しましょう。情報を整理することに加えて、記載漏れを防ぐことができます。例えば、タイトル、開催日時、開催場所、開催概要、参加費、持ち物、問い合わせ先など、その他必要な情報があれば書き出してから作成します。
告知チラシの良い例・悪い例
チラシを作る時にやりがちなデザインを見やすいデザインに変えるポイントをBefore・Afterでご紹介します。
①文字にメリハリをつける
メインとなるタイトルなど、目立たせたい文字は大きくして、メリハリをつけましょう。
また、文字の色はグラデーションよりも、単色の方が読みやすいこともあります。「なんとなくグラデーションにする」のは避けた方がよいでしょう。
②無意味に影をつけない
影をつけることで、読みにくくなる場合があります。特に濃い色の文字や図形に影をつけると見にくくなってしまいます。文字を目立たせたい場合は、濃い色の背景に、白文字にするのもおすすめです。
③写真やイラストは歪ませない
写真やイラストは、元の比率を保ったままサイズを変えましょう。もし、縦横の比率を変えたい場合は、トリミングを使いましょう。
④数字を大きくする
日付など数字を大きくすることでメリハリがつき、わかりやすくなります。
⑤原色は避ける
原色は目立ちすぎてチープな印象を与えてしまうので、避けた方がよいでしょう。
配布用レシピカードの作り方
次はレシピカードを作る時のポイントです。一つずつ解説していきます。
①写真を載せる
出来上がりの写真があると、よりイメージがつきやすくなります。また、工程写真は可能であれば各工程ごとに、難しい場合は一部だけでもあると親切でわかりやすいでしょう。
②アイコンを使う
アイコンを使うことで、目にとまやすくなったり、視覚的に情報がわかりやすくなったりします。アイコンは「調理時間=時計」など文字情報とアイコンのイメージがあうものを選びましょう。
③文字を揃える
Beforeでは材料・量ともにわかりにくさがあると思います。Afterでは材料を左揃え、量を右揃えにして、ぱっと見てわかりやすいレシピになります。こちらは表(2列・下線)で作成しています。
④調味料は一括りにする
合わせ調味料は、一括りにして記載しておくと、わかりやすいです。また合わせ調味料が複数ある場合は、★などのマークで分けておくと、レシピ工程上どの調味料が該当するのかわかりやすくなります。
次の画像では、テキストと図形を組み合わせて作成しています。
完成イメージは下記の画像になります。文章を揃えたり、記号やアイコン、写真を使うことでパッと見てもわかりやすいレシピカードになります。できそうなポイントから取り入れてみてくださいね。
(レシピカード例)
デザインに悩んだときの対処法
普段目にするチラシからもヒントを得ることができます。デザインを参考にする際は、異なる業種のチラシでも、アイデアを得たり、参考になることも多いです。またPinterest(ピンタレスト)という画像検索ツールを活用するのもおすすめです。キーワードで画像を検索し、気になった画像は保存できるため、アイデアをたくさん集めておいて作成する時にまとめて見返すことができます。
まとめ
今回は伝えたい情報をわかりやすく伝えるためのポイントをご紹介しました。チラシは、情報を伝えるツールです。少しでもチラシを作る時の参考になれば幸いです。
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