糖尿病患者におけるコーヒー摂取と血糖値の関係について

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2024.10.15
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糖尿病患者におけるコーヒー摂取と血糖値の関係について

糖尿病患者さんへの回答で困っています。
コーヒーは一般的に血糖値の上昇を抑制するとしておすすめすることが多いかと思いますが、これは健常な方に対してかと思います。
糖尿病患者さんに対してのお声がけとして、コーヒーは血糖コントロールが難しくなるのか、飲んで頂いた方がよいのか、調べるほどわからなくなり、ご助言いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

イートリスタの考え（1）

- 沼倉真宝子
  
  2日前
  
  ご質問ありがとうございます。
  コーヒーを飲むことで期待できることとして諸説あり、様々な研究がされています。
  血糖値が下がると結論付けている物も、その反対に血糖値が上がるという意見も同時に存在します。
  混乱していまいますね。
  
  コーヒーも食品ですので、薬のような確実な効果は期待できないと考えられます。
  また、その方の飲むタイミングや量、砂糖やミルクの有無、カフェインの耐性などの個人差や体質によっても結果は変わってくると思います。
  
  そのため、血糖値の上がり下がりをコーヒーに頼らないのが賢明かと思います。
  その方がご自身でコーヒーを摂取する期間、しない期間を設けて実際に血糖値を測定して試してみるのも手です。
  
  私が患者さんにコーヒーと血糖値について質問をされたとするならば
  「嗜好品として生活で楽しむ程度の飲み方をすることをおすすめします」と回答します。
  もちろん、砂糖は無しのコーヒーが大前提ですが。
  
  世の中には様々な情報があり、まるで反対のことを言っている情報に出会うことはままあります。
  そんな時には栄養のプロとして、情報に振り回されず精査し客観的に患者さんにお伝えする役割を担っていけると良いですね。
  
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