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- 管理栄養士・栄養士インタビュー
- 2018.01.30
調理師や食生活アドバイザーの資格を活かして働く! 栄養バランスの整った食事を届けたい - 佃由美子さん
今回は、調理師や食生活アドバイザーの資格も持ちながら管理栄養士として活躍中の佃由美子さんにお話をうかがいました。
栄養士を目指したきっかけは母のおいしい手料理
もともと食べることが好きで、学校給食も大好きでした。母が忙しい合間に、料理本からさまざまな料理やお菓子を作ってくれたことがきっかけで、食に関する仕事をしたいと思うようになっていました。
そんな中、栄養士という資格があると初めて知り、栄養学科のある短大への進学を決めました。
短大在学中の就職活動では栄養士としての就職ができず、地元に帰り特別養護老人ホームで介護員として就職をしました。介護員なので、入所者のお世話(食事、排泄、風呂介助等)や夜勤にも携わり、貴重な経験になりました。
栄養士から管理栄養士へ
栄養士としての最初の職場は、大学病院でした。派遣栄養士として、主に調理現場で治療食調理を行っていました。
次に蒲鉾会社の工場で、品質管理と商品開発に携わりました。現場に立ち、蒲鉾を職人さんと一緒に作ることもありました。
そして、管理栄養士の国家試験に合格し、地方自治体の学校栄養職員として、学校給食センターに勤務することになりました。給食センターでの給食管理、衛生管理のほかに、学校での授業や栄養指導、学校行事への参画、給食訪問等様々な活動をしました。
その後、結婚して専業主婦になりましたが、下の子どもが小学生になったのを機に、自治体主催の介護予防教室で栄養講話などの活動を始めました。
現在は、企業の社員食堂でパート管理栄養士として働かせていただいています。仕事の内容は献立作成、発注補助、衛生管理、啓発媒体・POP作成等の仕事をしています。
どの職場も素晴らしい方々に恵まれ、幸せな時間を過ごしました。
管理栄養士・栄養士に必要なもの
栄養士は食のエキスパートだと思っていましたが、実際になってみると、勉強不足の状態では名ばかりの栄養士になってしまうと思いました。栄養士と名乗る以上は、専門的な知識はもちろんのこと、人と関わる仕事のため、コミュニケーション能力があることがとても重要だと思いました。栄養士の知識が、必要な人にきちんと伝わって、実生活に生かすことができるように伝えられる栄養士になりたいですね。 給食がおいしいと言ってもらえることや、食べた方や、指導を実践して元気になっていくのがわかった時にやりがいを感じます。
管理栄養士・栄養士を目指す人に向けて一言
あなたの今までの人生において何一つ無駄なものはないと思います。ただ、自分に『これだ』という強みや、好きでたまらないものを見つけることが人生において大切だと感じます。
また、これは管理栄養士・栄養士を目指す人に限りませんが、体は食べた物でしか材料になりません。自分が食べるもの、子どもたちに食べさせるものに責任を持てるような知識と経験は必要です。
栄養バランスの整った、心のこもった食事が健康な身体の土台になり、母である私自身、自分らしく生きることが、家族の心身の健康につながると実感しています。
さまざまな経験を通して、いろんな方のお役に立てるようになればと思っています。
みんなのコメント( 1 )
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- ID: 313
- 2487日前
母としてもがんばっているのですね!ステキです!
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WRITER
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Eatreat 編集部
Eatreat編集部
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