「栄養士として副業を始めたいけれど、時間もスキルも自信がない」といった悩みを抱える方は少なくありません。
本記事では、実際にWedライターとして副業経験を持つ栄養士の視点から、よくある悩みとその乗り越え方をご紹介します。
①副業をする時間が作れない
本業や家事などに追われ、「副業をする時間を取れない」と感じることも多いでしょう。
副業のために時間を作る方法は、隙間時間の活用です。
私も最初は残業続きで、副業まで手が回りませんでした。そこで、完璧に時間を作るのではなく、隙間時間を活かすことを意識しました。
たとえば、仕事のお昼休みに案件探しをしたり、寝る前に記事の構成だけを考えたり、数分間でも副業のために時間を使っていました。
いきなり大きな成果を出そうとせず、毎日1~2時間でも続ける習慣づくりが、自分のペースをつかむことにつながります。無理のない範囲で継続することこそ、成功への第一歩です。
②収入がなかなか上がらない
副業を始めても、最初から収入が安定するとは限りません。
私も初めの数か月は、時給換算すれば数百円ほどと厳しい状況でかなり苦労しました。しかし、その期間を「どのような案件が自分に適しているのかを見極める期間」と捉え、スキルを磨き続けました。
単価アップのコツは、信頼を積み重ねることです。納期を守り、丁寧なコミュニケーションを続けるうちに実績が増え、クライアントから継続依頼をもらえるようになりました。
焦らず経験を積むことで、着実に収入も上がっていきます。
③未経験でスキルがないのが不安
「副業したいけれど、得意なことがない」と不安を感じる方も多いでしょう。私自身、Wedライターは未経験からの挑戦でしたが、学びながら実践することで成長できました。
学びの場は、オンライン講座やすでに成功している先輩栄養士の話を聞くなど、さまざまあります。また、まずはこれまでの仕事に似た分野(栄養指導、献立作成、記事執筆など)を選ぶのもハードルが低いのでおすすめです。
小さな案件でも、まずは経験を積める環境に一歩踏み出してみましょう。続けるうちに、自然とスキルが身につき、仕事の幅も広がります。
副業を上手にこなすポイント
副業を続けるうえで大切なのは、目的を明確にすることです。
「収入を増やしたい」「キャリアの幅を広げたい」「将来は独立したい」など、目的によって、取り組み方も変わるでしょう。
また、健康を犠牲にしない範囲で続けることも大切です。睡眠不足やストレスが重なると、本業にも影響します。
私は、1日のスケジュールを見直し、仕事や休息、学習のバランスを意識しました。
副業をやらなければと思わず、自分の成長の時間と捉えることで、自然とモチベーションが保てます。
まとめ
副業は、栄養士としての新しい可能性を広げるチャンスにもなります。
悩みや不安を感じるのは、挑戦しようと思えている証拠です。小さな成功体験を積み上げていくことから一歩ずつはじめて、自分らしい働き方を見つけましょう。
関連コラム
・栄養士の資格や知識が活かせる!おすすめの副業と選ぶコツ
・パワポのグラフと表のわかりやすい見せ方とは?作成の基本