管理栄養士・栄養士への依頼の中には、レシピに関するお仕事が多くあります。そこで、フリーランスとしてレシピや執筆のお仕事に携わる私が、レシピのお仕事について4回に分けて解説します。今回は「レシピ記事の仕事内容」についてです。
レシピ記事の仕事内容
レシピ記事の仕事内容は、レシピと文章を組み合わせた記事を制作することです。主にWebメディアや企業のオウンドメディアなどで掲載されます。記事の内容は、レシピが中心で簡単な解説のみ添えるものもあれば、食材や栄養素、健康に関する解説をしっかり書き、その一部としてレシピを紹介するものなど、ご依頼によってさまざまです。
レシピの完成写真まで掲載する場合は、執筆、レシピ開発、撮影といった工程があるため、多様なスキルが求められます。
SEO記事との関係性
SEO記事の中でレシピを紹介するケースもあります。その目的は、下記のようなものが挙げられます。
・読者の満足度を高める(検索ニーズを満たす)
・ページの滞在時間を伸ばす
・他の記事との差別化
例えば、健康に関するコラムにレシピを添えることで、読者は「知る」だけでなく「実際に作る」ことができる記事になり、読者のニーズをより満たせるようになります。
また、オリジナルのレシピを掲載すれば、他の記事との差別化にもなります。さらに、じっくりと読まれればページ滞在時間が延びるため、検索エンジンの評価向上にもつながるでしょう。
私はフリーランスになりもうすぐ6年になりますが、SEO記事にレシピを掲載する依頼は途切れずにあるため、ニーズの高い内容だと感じています。
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レシピ記事の依頼を受けるには
レシピ記事の仕事を受ける方法は、大きく分けて「募集に応募する」「直接依頼を受ける」の2つがあります。最初のうちは、クラウドソーシングやWeb検索で案件を見つけて応募するケースが多いでしょう。
応募する際は、ポートフォリオとしてレシピ記事のサンプルを用意しておくと、依頼につながりやすくなります。SNSやブログでレシピを発信し、実績として提示できるようにしておくのもおすすめです。
管理栄養士・栄養士は、実用的な健康レシピの提案や栄養価計算、これまでの実務経験など、専門性を活かしてアピールできる点が強みです。さらに、一人暮らしや子育て、介護といった経験も、媒体のテーマによっては役立つ場合があります。ご自身の経験を整理し、依頼元と相性のよい強みを伝えてみましょう。
レシピ記事作成時の注意点
レシピ記事を作成する際は、まず媒体のターゲット層や記事の目的を理解し、それに合ったレシピを提案することが大切です。また、執筆のスキルはもちろん、レシピの書き方や撮影の基本もしっかり身につけておきましょう。
レシピ記事は、執筆に加えてレシピの試作や撮影などの工程があるため、通常のコラム記事よりも時間がかかります。作業時間や食材費などのコストも考慮しながら進めていくことが重要です。
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レシピ記事の仕事の魅力
レシピ記事のお仕事は、工程が多く簡単なものではありませんが、自分のレシピや知識を記事として発信できる、やりがいのある仕事でもあります。すでにライターとして活動している方で、レシピ関連の仕事に興味のある方や料理がお好きな方は、さらなるステップアップとして挑戦してみてはいかがでしょうか。
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