COLUMN

世の中でさまざまな定義がされているウェルビーイングですが、Eatreatでは「個人それぞれの持続的な幸福感」と定義しています。管理栄養士・栄養士の中には、それぞれの個性に合った生き方を実践している方も多くいらっしゃいます。
本連載では、そんな管理栄養士・栄養士のライフスタイルや働き方をご紹介。
今回は、メリハリを大切にしながら仕事と趣味を両立されている管理栄養士の千葉七海さんにお話を伺いました。

現在のライフスタイル

Eatreatではプロジェクトマネージャーとして、地域の健康づくりに関わるプロジェクトに携わっています。その他、特定保健指導や禁煙支援など幅広い業務に取り組みながら、管理栄養士としての知識を活かしています。
休日は趣味の吹奏楽や旅行を楽しみ、波照間島で見た星空や与那国島の夕日は今でも心に残っています。年間の約50日は八丈島で過ごし、自然や仲間から元気をもらう時間が私の原点です。そうした日々の様子をSNSで発信し、共感や交流の輪が広がっています。
前日までに予定を立て、休むときはしっかり休む。メリハリを大切に、仕事と暮らしを両立しています。

今のライフスタイルになったきっかけ

小学生の頃、教室の畳に座ってみんなで食べる給食の時間が大好きでした。食べることへの関心から短大に進学し、卒業後は委託給食会社で社員食堂に勤務。そこで出会った先輩管理栄養士の姿に刺激を受け、資格を取得しました。

保育園勤務では調理やアレルギー対応を経験し、栄養士としての幅を広げました。そんな中で「一度きりの人生を好きなことに使いたい」と思い立ち、独立を決意。人と直接向き合い、自由に働けるフリーランスの道を選んだことが、今のライフスタイルにつながっています。

管理栄養士としてやりがいを感じる瞬間

「ありがとう」と声をかけていただいたり、健康面で小さな成果が見えた瞬間に、大きなやりがいを感じます。
社員食堂では多くのスタッフと協力しながら運営を成功させたこと、保育園では野菜嫌いの子どもが自発的に食べられるようになったことなど、どの場面でも人の変化を間近で感じられることが喜びです。
健康はすべての基盤だと考えています。そこを支えられることこそ、管理栄養士の魅力だと思っています。

これから叶えたい夢・やりたいこと

今後は、管理栄養士・栄養士が安心して働ける環境づくりや、地域に根ざした取り組みを進めていきたいです。
私の人生のテーマは「八丈島に貢献すること」です。活動や情報発信を通じて、人とのつながりを次世代へつないでいきたいと考えています。また、これから迎える環境の変化にも柔軟に対応しながら、自分らしいライフスタイルを実現していきたいです。
これまで多くの方に支えていただいたからこそ、今度は私が応援する側として、関わる人たちの人生が少しでも良くなるように力を尽くしたいと思っています。

わたしにとっての「ウェルビーイング」とは

私にとってのウェルビーイングは、自分と関わる人たちが笑顔でいて、自分自身も自由に好きなことができている状態です。
自然に触れることや仲間と笑い合える時間、プロジェクトが順調に進み課題が解決できた瞬間に「心も体も満たされている」と実感します。
まずは自分自身がその感覚を大切にし、自然に人へ伝えていければと思っています。ウェルビーイングは特別なものではなく、日常の小さな幸せを積み重ねていくことだと考えています。



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・X:https://x.com/nanami_iszk

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みんなのコメント( 1

    • Eatreat 編集部
      14時間前

      管理栄養士をウェルビーイングという新たな切り口で紹介する本連載。今回は、年間約50日を八丈島で過ごしながら仕事と趣味を両立している管理栄養士の千葉七海さんです!

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