COLUMN

このシリーズは、株式会社シニアライフクリエイトの会報誌「あはは」に掲載された管理栄養士による、毎日の生活に取り入れやすく、心も身体も元気になれる生活習慣のアドバイスをリライトしたものです。

今回のテーマは、「エネルギーをしっかり摂りましょう」です。痩せているほうが良いというのは危険な認識であることは、前回のコラム『もしかしてあなたも低栄養?』でお分かりいただけたでしょうか? 低栄養を予防するためにはエネルギーをしっかりとることが必要です。今回はその理由についてお伝えします。

エネルギーは動いていなくても使われている

私たちが元気に生きていくために、食べ物から栄養を摂ってエネルギーに変え、身体を動かす力になったり、身体をつくる材料にしたりする必要があります。人それぞれの活動量には個人差があり、多くのエネルギーを使う人もいればあまり使わない人もいます。しかし、活動量が少ないからといって極端に食事量を減らすことは、低栄養を招いてしまう危険性があります。
また、私たちは身体を動かしている間だけではなく、寝ているときや座っているときにもエネルギーを使っています。実は身体で消費されるエネルギーのうちの約6~7割は「生きていくために使うエネルギー」です。これは、「運動するときに消費されるエネルギー」(約2割)よりも圧倒的に多いのです。たくさん動く習慣がなくても、息をしたり、体温を適温に保ったり、脳を元気に働かせるためにもエネルギーは必要です。

エネルギーをしっかり摂るコツは?

それはズバリ、1日3回の食事を大切に、欠かさずに摂ることです。大切な食事の機会のうち1回でも食事を摂らないことがあると、それだけエネルギー不足を起こす可能性が高くなります。また、食事量は朝・昼・晩でほぼ同じ量を摂ることが理想的です。1回ごとの食事量に極端な差があると、身体への負担が大きくなるので、美味しく食べられる適正量を見つけてみてください。
「美味しいな~♪幸せだな~♪」と、良い気持ちで食事をすると、消化吸収がスムーズになります。ぜひ、いろいろな食材や調理法を楽しみ、心と身体に栄養を与えてあげてくださいね。

情報提供:株式会社シニアライフクリエイト会報誌「あはは」

株式会社シニアライフクリエイトについては
こちらをご参照ください。

 

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みんなのコメント( 1

    • Eatreat 編集部
      2009日前

      Eatreat編集部です。今回は、低栄養を予防するためのコラムです。痩せている方がいいとは限らず、エネルギーはしっかりとっていきたいですね。

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