• Q&A
  • その他
    2016.10.21
  • 回答受付は終了しました

  • 卒乳のタイミングについて

    現在出産を控えています。ネットで調べると卒乳の時期について様々な情報がありますが、何か根拠はあるのでしょうか。また、母乳育児のメリットはどのような点があるのでしょうか。イートリスタの皆さんは卒乳はどのようにしましたか?

イートリスタの考え(4

    • カトゥンドゥ 麻里
    • カトゥンドゥ 麻里
      2946日前

      こんにちは、カトゥンドゥ麻里です。
      私は出産育児を経験していないので自分の卒乳経験はお話しできないのですが、
      新生児、乳幼児ケアに携わっている立場から質問にお答えします。

      母乳は子どもの成長にとってメリットがあるということは科学的に証明されています。
      たくさんのメリットの中で、私が一番大切だと思う点は、母乳には子どもの免疫機能を助けるための因子が数種類(免疫グロブリン、白血球、リゾチームラクトフェリン、オリゴ糖など)含まれているという事実です。
      ご存知のように、生まれてすぐの子どもの免疫機能は、外界の細菌などと戦えるほど完全なものではありません。子どもの免疫機能が確立されるまでは、感染を防ぐあるいは戦うための因子を母乳から補給してあげています。
      日本の乳児用ミルクは、質が良くなり、栄養成分なども充実していますので、成長のために必要な栄養を摂取できないということはありません。ですが、お母さんの身体で生成された抗体は、お母さんの身体で作られた母乳にしか含まれていないのも事実です。この免疫因子は、子どもが2歳になる頃まで母乳に含まれています。

      さて、もう一つの視点として、母乳をあげるという行為(母乳栄養補給法)について。どのような栄養補給法で育てるかは、母乳成分が優秀であるという事実よりも、お母さんや家族の考えかた、生活、仕事、子どもからのサインなどに左右され、決定されることが多いようです。先のおふたりのイートリスタが答えていらっしゃる通りですね。
      母乳補給法についての科学的根拠(公衆衛生的視点での研究)を見てみますと、生後6ヶ月までは可能な限り母乳を継続することが、子どもの成長や将来の認識機能などに良い影響をするということがわかっています(ミルクとの混合補給であっても)。

      母乳そのもののメリットを考えると、生後6か月までは母乳継続を目指して頂きたいです。家族との授乳ローテーションについて話し合い、仕事に復帰しなければいけない時や気分転換の時間を取るための搾乳方法や、母乳について困ったときに頼れる母乳外来などを調べておかれると便利かと思います。

      拍手 7

    • 小山 幸子
    • 小山 幸子
      2952日前

      これからご出産を控えていらっしゃるとの事。大事にして下さいね。
      赤ちゃんは、ママに会えるのを楽しみにしていますよ。
      ところで、卒乳のタイミングは、様々な情報がありますよね。
      そう、様々あるのです。
      それは、赤ちゃんひとりひとり、タイミングがあるからです。
      まだまだあせらないで、ゆっくり成長していくのを楽しみましょう。
      そして、乳幼児健診や地域のお仲間同士で、ママの気分転換も兼ねながら情報交換をされるといいかと思います。競争心は抜きにして、ひとりひとり。
      赤ちゃんにとって、ママはオンリーワンです。ママもひとりひとりでいいのですよ。

      拍手 8

ログインまたは会員登録が必要です

会員登録がお済みの方

ログイン

まだ会員登録をされていない方

新規会員登録

ページの先頭へ