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- 栄養の知識・食育
- 2019.12.16
朝食を味方に元気な1日を過ごしましょう(会報誌「あはは」連載)
このシリーズは、株式会社シニアライフクリエイトの会報誌「あはは」に掲載された管理栄養士による、毎日の生活に取り入れやすく、心も身体も元気になれる生活習慣のアドバイスをリライトしたものです。
今回のテーマは、「朝食を味方に元気な1日を過ごしましょう」です。
みなさんは、毎日朝食を摂られていますか?朝食は元気な1日を過ごすための大切な役割を担っています。食べていない人は、少しずつ朝食習慣を、食べられている人は栄養バランスに意識をむけていきましょう。
朝食の役割は偉大
朝食を食べたり食べなかったりと不規則な食生活を送っていると、1日の体内リズムが崩れる可能性があります。朝食を摂らないと午前中ずっと頭がぼーっとしてしまうことがあるのは、脳が目覚めていないからです。特にごはん、パン、麺に多く含まれている糖質は、脳をはじめ身体の大切なエネルギー源です。
朝食を摂ることで脳にエネルギーが渡り、頭が冴えます。また、食べ物を食べることで顎を動かし物理的に脳に刺激を与えることができます。食べ物を消化吸収するために腸のぜん動運動も活発になるため、身体の内側からも目覚めていきます。
さらに、このことは便秘解消にも効果的です。このように朝食を摂ることによる良い点はたくさんあります。朝食を摂って1日の元気スイッチをオンにしましょう。
おすすめの朝食メニューは?
現在朝食の習慣がないという方は、いきなりたくさんの量を摂らなくても良いので、バナナ1本やおにぎり1個から始めてみてはいかがでしょうか。適度な空腹感のある状態での目覚めは健康の重要なバロメーターです。朝食習慣がついてくると、目覚めたら自然にお腹が空いてくるようになります。低栄養予防のためにも朝起きたら、何か一口でも口にして身体にエネルギーを届けましょう。
朝食習慣がすでにある人は、次は栄養バランスに目を向けてみてください。体内時計のリセット効果が高いのは、糖質に加え肉類や魚介類、卵、大豆製品に多いたんぱく質の組み合わせです。和食であればごはんに卵や納豆をオン、洋食であればパンにツナやベーコンをプラスする組み合わせがおすすめです。ごはんやパンを単品で食べるよりも目覚め効果がアップするのでよかったら試してみてください。
次回は免疫力をアップさせるための食事のポイントをお伝えします。お楽しみに♪
情報提供:株式会社シニアライフクリエイト会報誌「あはは」
株式会社シニアライフクリエイトについては
こちらをご参照ください。
みんなのコメント( 1 )
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- Eatreat 編集部
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Eatreat 編集部
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