管理栄養士・栄養士による糖尿病と栄養、食事に関する情報をお届けします。糖尿病の基本情報、栄養指導についてなど、日々役立つ情報をお届けします。
もくじ
1. そもそも糖尿病とは?
2. 糖尿病の食事指導について
3. 血糖値を上げにくくする食事の情報
4. 災害時の糖尿病対応・準備
5. 糖尿病の検査について
1.そもそも糖尿病とは?
糖尿病ってどんな病気?
糖尿病とは、インスリンというホルモンがうまく働かなくなり、血液中のブドウ糖がいつも多い状態となる病気のことです。インスリンはすい臓のランゲルハンス島のβ細胞で作られ、肝臓・筋肉・脂肪細胞などに働きかけて血糖値を低下させる働きがあります。糖尿病は肥満の方に多いと思われがちですが…糖尿病ってどんな病気?を詳しく見る>>
11月14日は「世界糖尿病デー」について
世界にはどれくらいの数の糖尿病患者さんがいるかご存じでしょうか。なんと、4億1,500万人だそうです。この数は世界人口のおよそ9%にもあたる数です。また、年間で500万人以上が糖尿病によって引き起こす合併症などが原因で死亡しているそうです…
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2.糖尿病の食事指導について
糖尿病の食事指導の行い方
食事療法は糖尿病治療の基本になります。主治医の指示に基づき、進めていきます。食事指導では、これまでの食習慣を聞き出し、明らかな問題点がある場合は、まずはその改善から進めます。初診時の食事指導のポイントは、①腹八分目にする …
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栄養指導-食事のお話をする際のポイント①
私が初めて栄養指導をする患者さんからよく、「何回か話を聞いたけれど、何gだの何mlだの、単位で言われてもわかんないよ。だから途中でやめちゃった。」「前の病院では食事の説明は1回だけだったよ。資料をもらってそれっきりって感じ。えっ?何度も相談…
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栄養指導-食事のお話をする際のポイント②
血糖コントロールの不良が様々な合併症や生活習慣病のリスクを高めるという知識は、医療従事者にとっては必要な知識ですが、ご本人にそれをそのまま伝えるのはあまりお勧めできません。そのことにとらわれてしまい、広い目で見ることができなくなる恐れが…
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3.血糖値を上げにくくする食事の情報
【管理栄養士監修】血糖値を上げにくくする食事の工夫①
平成20年度から始まった特定健診・特定保健指導は、おもにメタボリックシンドロームの該当者・予備群を的確に抽出することを目的としています。糖尿病などの生活習慣病の予防のために、内臓脂肪を減少させる生活習慣への介入が有効であると考えられているからです。…
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【管理栄養士監修】血糖値を上げにくくする食事の工夫②
血糖値を上げにくい食事の摂り方について。まず、食事は決まった時間に食べることがポイントです。血糖値は食後に上がり、1時間後には下がり始めて、2~3時間後には元に戻ります。
このリズムが乱れると、膵臓に負担がかかります。欠食してドカ食いをする、空腹時間が長くなる…
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4.災害時の糖尿病対応・準備
災害時の糖尿病患者さんへの準備や心構えのポイント①
災害は、地震・津波などの直接な被害だけではなく、何日も家に帰れない帰宅難民や、避難生活上の事故やトラブルなども引き起こします。日本は火山大国であるため、地震は常につきまといます。糖尿病など持病がある方にとっては、…
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災害時の糖尿病患者さんへの準備や心構えのポイント②
時期によって心がけることや準備するものが少し異なります。災害の種類によっても変化してくると思います。ご自身が置かれている状況によって参考にしてみて下さい。『いつかやろうではなく、常に備えよう』が大切です。普段からの準備が被害を最小限にします。…
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災害時の糖尿病患者さんへの準備や心構えのポイント③
災害発生時~3日間には、「生き延びよう!」という強い意志を持って、とにかく食事を摂りましょう。エネルギーの確保が第一です。災害発生直後は食事回数も食事量も十分に得られません。生きるために、まずはしっかり食べます…
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5.糖尿病の検査について
75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)とは①どんな検査?
糖尿病などの糖代謝異常を持つ場合、炭水化物の多い食物を摂取した後に健常者よりも血糖値が上昇し、糖質を摂取する前の血糖値に戻るのが遅れます。これを耐糖能の低下といいます。
栄養士の方も、患者さんや相談者さんの検査結果を…
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75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)とは②どんなことがわかる?
75gOGTTはブドウ糖を溶かした飲料を飲み、ブドウ糖負荷後、30分後(必要に応じて)、1時間後、2時間後にそれぞれ採血を行い、血糖値と血液中のインスリン濃度を測定します。 ここで、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)6.3%で、糖尿病境界型が…
75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)とは②を詳しく見る>>