• Q&A
  • 栄養指導方法について
    2018.12.07
  • 回答受付は終了しました

  • 障害児の訪問栄養指導について

    私は障害者福祉施設で管理栄養士として働いています。
    利用者様の摂食を見ていると、幼少期のままの方が多く、またご自宅で適した食形態を召し上がってる方は少ないように思います。

    最近、在宅訪問栄養指導に興味を持ったこと、障害児のうちから摂食嚥下を見て適した食形態や作り方を指導すれば、大人になっても摂食状況がよくなるのではないか?と考えたことから、障害児の訪問栄養指導をしたいという想いが強くあります。

    しかし、サービスを調べたところ、障害児(者)に対するサービスは見つかりませんでした。
    今の日本にはそのような在宅訪問サービスはないのですか?
    医療保険の範囲で行うしかないのですか?

    情報をお持ちの方、いらっしゃいましたらお教えいただきたいです。
    よろしくお願いいたします。

イートリスタの考え(2

    • Eatreat 編集部
    • Eatreat 編集部
      2087日前

      Eatreat編集部です。
      イートリスタの手塚文栄さん(https://eat-treat.jp/users/19)からコメントをいただきました。

      手塚文栄さんからのコメント
      小児の摂食機能療法はまだまだ知られていず、お母さんたちが知れずに育てたのも致し方のないことですし、幼少期はNICUで何年もすごし、時期を逸してしまうこともあります。

      在宅栄養訪問は、米山さんが言うように医療保険対応となりますので、自費で訪問している管理栄養士もいます。施設経験がある方です。もう一つは、お近くの摂食機能療法を行っている大学の勉強会に参加して、仲間を増やすしてチャンスを作るのもよいかと思います。

      すでにご存じと思いますが、摂食嚥下関連医療資源マップー医療機関一覧ー
      (http://www.swallowing.link/hospitals)

      などで実施してる医療機関がある程度調べられます。

      また、 親の会、たとえば 
      つばめの会(http://tsubamenokai.org/)などのHPも、自分に適した支援方法を考えるのによいかと思います。

      なお、摂食機能はご存知のように、心身の発達と深いかかわりがあるので、摂食機能、運動、心理、口腔形態、健康状態など多くの評価とリスク管理が必要です。
      訪問対象になるような重症のお子さんになるほど、多職種の評価と知恵がその子の命と笑顔を守るために必要になります。私は、困ると、発達期の調整食分類2018の中心となった つばさ静岡の浅野一恵先生の資料に立ち返っています。

      http://www.procomu.jp/smid2017/pdf/smid43_hands1siryo1.pdf


      ぜひ多職種の仲間を増やしながら、経験を活かして、子どもたちの安心安全な食事を支援していただけたらと思います。私も頑張ります。

      拍手 5

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