血流が悪いと栄養素が細胞に届かない
きちんと食べて、睡眠もとっているのに、体調がすぐれない。スーパーフードやサプリメントを試しても効果を感じない。そんな場合、血流の悪さが原因かもしれません。
栄養素は腸で吸収され、血液にのって全身の細胞に運ばれます。細胞に栄養素やホルモン、酸素などがしっかり届くことでスムーズな代謝が行われ、エネルギーを作り出し、細胞内の老廃物を排出し、傷ついた組織を修復したりしています。このように、健康維持には、血流を良い状態にしておく事が不可欠です。せっかくバランスのよい食事をしていても、栄養素が十分に届かなければ効果が薄いのです。
不調のスパイルに入ってしまうと食事だけでは改善しにくい
栄養不良や運動不足、ストレス等により、体のあちこちに老廃物が溜まった状態は、様々な不調を引き起こし、放置するほど改善にも時間がかかります。
・鉄の不足や脂質の摂りすぎ等により血液の質が低下
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・血流が悪くなる(老廃物がたまる、冷える、疲労感、肥満、イライラなど)
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・ 血流の滞りが定着し、バランスよく食べても栄養素が届きにくい
このような不調のスパイラルにおちいってしまうと、食事だけで改善するのは困難です。たとえば、下半身だけがやせないのは、冷えによる血流の悪さが定着し、セルライトが蓄積して凝り固まっている場合が多くあります。これらはカッサなどで外からの刺激を加えて、滞りをほぐし流さないと改善しにくい状態です。この状態は生理痛や不妊症などの原因にもなります。
血流改善に必要な2ステップ
血流改善には、質の良い血液をつくり、滞りをほぐして巡らせるケアが必要です。
① 質の良い血液を作る・・・バランスの良い食事、睡眠、休養
② 巡りを良くする・・・カッサによる滞りの改善、運動により静脈血を心臓に戻す
基本は栄養、運動、休養ですが、滞りの改善はカッサの得意とするところですので、デスクワーカーや運動嫌いな方におすすめです。
食事×カッサで相乗効果
食事で中から、カッサで外から巡りを良くするダブルのケアは不調改善のスピードアップにつながります。食事の効果を最大限に生かすためにも、カッサはぜひ活用していただきたい自然療法です。
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