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ハーブは西洋、スパイスはアジアのもの?

ハーブと聞くとアロマオイルやハーブティーなどの西洋のイメージ、スパイスと聞くとカレーやエスニック料理などのアジアのイメージを持たれるかも知れません。
生薬を英語表記すると「Chinese Herb」、つまり生薬はハーブのことを指します。
実際、「中薬学」のテキストを見ると、ミント・シナモン・スターアニス…などなど、見慣れた名前がたくさん出てきます。
中国では、秦の時代にインドのアーユルヴェーダが盛んに取り入れられてきた歴史があり、中医学の中でもその影響を受けているところがたくさんあります。
中国の文化に影響を受けている日本でも、はっか・よもぎ・どくだみ・しそ・山椒(さんしょう)…等のおなじみのハーブが日常的に使われています。

日本食にもふんだんに使われているハーブやスパイス

ハーブやスパイスは、日本の食事にはあまり使われていない、なじみの薄いもののように思われるかもしれませんが、お刺身にわさびや大葉(青じそ)を添えたり、うなぎに山椒をかけたり、うどんやそばに七味唐辛子を入れたりと、日常食の中で身近に使われています。 日本の国民食と言われるカレーライスがスパイスの集合料理であるのは周知の通りです。

今回はハーブとスパイスの違いについての説明は省略しますが、ハーブは主に薬効を期待し、スパイスは香りや辛味を付ける目的で使うことが多いようです。
それぞれのハーブとスパイスの独特の味や香り、効能を上手に使いこなせると、体質に合わせた食事を作る近道になります。

例えば、體(からだ)を温めたい時にはミルクティーにシナモンをプラスしたチャイ、體を冷ましたい時はミントティー、といったように、その時々の状態によって飲むお茶を変えるだけで、体調管理に役立つのがハーブ・スパイスの特徴です。

体調に合わせて使いたいハーブ・スパイスを見つけてみましょう。

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みんなのコメント( 1

    • 高見 宏子
    • 高見 宏子
      580日前

      よもぎやドクダミもハーブの一種なんですね。勉強になります。

      拍手 1

WRITER

薬膳の視点で見る身近なハーブ、スパイス

大倉 あやこ

中医学の本場中国、上海中医薬大学にて中医内科を専攻した後、現地の国立病院で糖尿病の外来の営養指導や現地在住の日本人に薬膳をレクチャー、ハーブティーブレンド開発・店舗経営などを経て、2014年に日本に帰国しました。 中医・薬膳の先生と聞くと少し別世界の人のように思われがちですが、厳しい事や細かい事はとても苦手な、美味しい物が大好きな酒のみ栄養士です。 「食」は「人を良くする」ものです。 研修医時代、「この人は食をきちんとしていたら病院に来なくても良かったのに」というような患者さんを沢山診てきた経験から、「病院に行かなくてすむ人を増やしたい」「病氣になっても回復が早まるように」と願い、【食医】」の道を選びました。 ぬる~い私でもできる薬膳ですから、きっと皆さまも楽しんで実践していけると信じて、誰よりも楽しんで活動・情報発信していきたいと思います。 薬膳を通じて沢山の人とご縁できる事を楽しみにしております。

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