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食べやすく、見た目も味も楽しめる!簡単・おいしい介護食の新バイブル | ほんのひきだし hon-hikidashi.jp

NHK朝ドラ『まんぷく』の主人公がしばしば口にするキーワードは「食べることが一番大事」。あたりまえと思われますが、高齢者にとっては食べることは大仕事。「噛めない」だけでなく、「誤嚥(ごえん)」にも気をつけなければいけません。なにしろ「誤嚥」は「窒息」や「肺炎」を引き起こすことにもなるからです。急増している高齢者の肺炎、日本人の死因の第3位にあがっている肺炎に注意してし過ぎることはありません。 基本を知っておこう 高齢になると「食べること」自体に変化が生じます。この本では7つの注意点をあげています。誤嚥を避けるためにも知っておく必要があります。 1.筋力が落ち、飲み込む力が衰える。 2.ものを噛む力が衰える。 3.唾液の分泌量が減る。 4.味覚が衰える。 5.のどの渇きに気づきにくくなる。 6.消化力が落ちる。 7.大腸の働きが低下する。 食べる力の衰えや変化に応じるためには食品(食材)にも気を配る必要があります。この本では、誤嚥性肺炎を予防するための食品の見分けかたもあがっています。 1.バラバラになる食べ物:おから、ひき肉、かまぼこ、こんにゃく、レンコン、ピーナッツ、寒天など。 2.サラサラした食べ物:水やお茶、ジュース、汁物などの液体。 3.パサパサした食べ物:パン、カステラなどスポンジ状のもの。 4.不揃いに切ったもの:1つひとつの大きさが不揃い、または硬さが違う食材が混ざっている。 5.ペタペタ張りつくもの:薄切りにしたきゅうり、ワカメ、海苔、最中の皮、ウエハース、餅など。 6.噛むと中から汁(液体)がじゅわーっと出てくるもの:煮物のがんもどき、高野豆腐、果物など。 (「バラ・サラ・パサ、切る・ペタ・じゅわー」と覚えるといいそうです) 見た目アップで食欲増加 以上のことをふまえて著者が研究し、完成したものがこの本のレシピです。 「噛まずに飲み込める流動食」から「舌と上あごでつぶして食べられる、少し形のあるやわらかいもの」を中心として工夫されたレシピ、どんな料理(できばえ)だろうと、ページを開いていきます……。 すると、ドーンと目に飛び込んできたのが次の2つ。 ※画像はすべて、クリックすると拡大して表示されます。 「やさしい煮込みハンバーグ」と「えび風味いっぱい

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