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こうや豆腐の煮物以外の食べ方を紹介してきましたが、今回は年末にそなえて、こうや豆腐とおせちの関係と簡単なこうや豆腐のアレンジを紹介します。

おせち料理の意味

おせち料理は「めでたさを重ねる」という意味で重箱に詰められます。おせちに用いられる素材や料理には、さまざまな意味が込められています。また、「この段にはこれを詰める」というルールもあります。
■壱の重 祝い肴と口取り
 お屠蘇(とそ)を酌み交わすときに祝う肴を盛り合わせます。
 お酒が飲めないお子さまたちのためにも、少し甘めに味付けた料理も詰めましょう。
 ・数の子…子宝に恵まれるようにと願うことから。
 ・黒豆…まめに元気に働けますようにと願うことから。
■弐の重 焼き物と酢の物
 酢の物を盛り付けることから始まりました。
 今はごちそうにあたる焼き物に酢の物を添えて詰めるようになりました。
 ・たいの塩焼き…「めでたい」という言葉にかけて祝いの席にはかかせません。
 ・紅白なます…平和を願うことから。
■参の重 煮しめ(煮物)
 季節の野菜の煮しめが始まりと言われています。
 ・こうや豆腐…邪気から守る「盾」に見立てられることから、あらゆる災難から守ってくれるという意が込められています。
 ・さといも…親芋からたくさんの小芋が収穫できることから、子孫繁栄を願って。

こうや豆腐のおせち向け簡単アレンジ

「盾豆腐の飾り焼き印」
①こうや豆腐の含め煮を作っておきます。サイズはお重に合わせた大きさにします。
②金串をガスコンロの火で炙ってから焼き付けます。
ひと手間加えることで、新年を迎える慶びがいっそう華やかになります。

近年ではワンプレートおせちもトレンドです。 2019年の幕開けには、ぜひこうや豆腐をお召し上がりください。

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みんなのコメント( 1

    • Eatreat 編集部
    • Eatreat 編集部
      1968日前

      編集部です。今回はおせちのコラムです!
      写真が美味しそうですね。

      拍手 0

WRITER

こうや豆腐とおせちの話

大越 悠貴

旭松食品株式会社にて、こうや豆腐、介護食の営業を行っております。 こうや豆腐の価値・美味しさをより多くの方に伝えていきたいです。

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