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指導監査はピンチ!? いやチャンス‼ 指導監査を通して得られる栄養士同士のつながりや多職種との連携は、きっと今後の仕事の後押しをしてくれるものになるはずです。困った時は、1人で抱えずに誰かに相談しながら乗り切りましょう。

行政栄養士と連携をとろう

指導監査の時に、初めて行政栄養士と対面する方は多いと思います。私は、かつて行政栄養士として実地指導に行く立場でしたので、施設の栄養士とお会いする機会が多くありました。栄養士の経験年数が少なく、特に1人配置の施設だと、栄養士さんが緊張でガチガチになっていることが少なくなかったです。
緊張しやすい方や不安な方は、指導監査当日までに行政栄養士とコンタクトをとっておくといいかもしれません。施設に届く通知文で、事前に提出する資料を依頼されることもあります。準備する書類や日頃の業務でわからないことなどを行政栄養士に聞いておくと、実地指導の時にお互いがスムーズに対応できるのではないかと思います。

行政栄養士に気軽に相談しよう

行政栄養士とつながりができたら、その後も業務で悩んだり、困ったりしたときは、気軽に相談してほしいと思います。指導監査では時間が限られていることもあり、行政栄養士へ聞きたいことがあっても、その時間が確保できずに終了する場合があるかもしれません。 後日でもいいので問い合わせをするなどして、疑問はすぐに解消しておくといいですね。
行政栄養士は、実地指導に行くことで、施設の現状をより深く知ることができるので、行政側が学ぶことも多いです。先進的な取り組みをされている施設の事例は、他の施設へのアドバイスに活用させていただくこともあり、地域全体で給食業務のレベルアップが図れるように努めています。

指導監査を今後の業務に活かそう

無事に指導監査が終わって、ほっとしたのもつかの間。いろいろとやるべき課題はあるけれど、日々こなすべき業務で一日が終わる…そんな施設栄養士さんはきっと多いと思います。今までと同じように業務をこなすことは、慣れているので楽ですし、新しいことを考えずに済むので、ついついそのままやり過ごしてしまいがちです。
でも、本当に今のままでいいのか、もっと効率よく仕事ができれば、もっといろんなことに取り組めるのではないか、といったように継続的に業務改善を実施していくPDCAサイクルを意識して仕事をするようにしましょう。

連携やアピールの上手な栄養士になろう

施設で仕事をするうえで、他の職員との連携がうまくとれていなかったり、喫食者との交流がなかったりするのはもったいないです。厨房から出て、積極的にいろいろな人と関わる機会をつくりましょう。
また、献立の掲示や配布と併せて食や健康に関する情報提供を行い、施設で発行する広報誌や会報誌などにコラムを掲載するのもよいでしょう。また、施設のホームページだけでなく、SNSを活用した情報発信など、施設内やその関係者だけでなく、広く施設の外部へ向けて栄養士の業務内容をアピールする機会もたくさんあります。
自分の存在や仕事内容を広く知ってもらい、気軽に声をかけてもらえる頼れる栄養士を目指してほしいと思います。

 

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みんなのコメント( 1

    • Eatreat 編集部
    • Eatreat 編集部
      99日前

      行政の管理栄養士のご経験がある堀江さんに、全3回にわたって給食施設への指導監査について解説いただきました。最終回となる今回は、指導監査を迎えるにあたっての心構えや行政栄養士との連携のとり方についてをご紹介します。

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WRITER

指導監査を迎えるにあたって~行政栄養士と連携をとろう

堀江 優子

Smile⁺ Apron (スマイルエプロン)代表 健康的な食事を学ぶ「食育と料理教室」主宰 行政管理栄養士として20年間勤務後に独立。オンラインやキッチンスタジオ等で料理レッスンを行っています。また、パーソナルトレーニングジムの専属栄養士として、個別栄養サポートなども行っています。食や健康についてのお悩みを解決し、健康的で豊かな暮らしのお手伝いをいたします。

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