• Q&A
  • 栄養指導方法について
    2017.01.27
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  • 甘いもの好きの糖尿病の方への食事指導について

    糖尿病患者さんの栄養指導について詳しい方にご質問です。私が栄養指導を担当している患者さんで、とても甘いもの好きな方がいらっしゃいます。これまで、チョコレートやアイスを毎日食べるような食生活だったようで、なかなか甘いものを食べるのがやめられないそうです。わたしもあまり険悪な雰囲気になりたくないので、あまり強く言うことができません。どのように食事改善を提案すればいいか、アドバイスをいただけないでしょうか。

イートリスタの考え(3

    • 中本 絵里
    • 中本 絵里
      2871日前

      こんにちは。栄養相談で険悪な雰囲気になり、患者さんのモチベーションを下げたり、治療中断の原因になっては栄養士としては辛いですよね。相談終了時に、良い雰囲気になるように私も心がけています。
      ご質問の患者さんは、「なかなか甘いものを食べるのがやめられない」とお話されているので、取り組みの内容や、困っていることを確認しましょう。まずは、頑張られた点について評価してはいかがでしょう。
      私は、間食は、主治医に確認し、コントロール良好なら【量】と【頻度】の調整について、控えるべきケースでは、控えるべき時期であることを伝え、間食と血糖値関係や、控えた場合の効果などの情報提供をし、患者さんのお話をうかがいながら患者さん自身に取り組み内容を決めていただいています。無理な場合は、こちらからいくつか取り組み内容を提示し選択していただくこともあります。
      患者さんの意識が高く、きっぱりとやめてしまう方もいらっしゃいますが、好きなものをほんの少し控えることだけでも、そのストレスが大きく負担になるケースもあるので、あせらず患者さんのできる範囲でのサポートを続けながら改善していけばよいと私は考えています。
      ただし年齢や病状から控えるべきだと強く言う場合もあります。
      私の場合、栄養相談がうまくいくケースばかりではありません。ですが、栄養相談だけが患者サポートではないので、主治医に相談内容とともに栄養相談でうまくいかなかったことなどフォローしてほしい点を伝え協力していただいています。(他の医療スタッフにもお願いすることもあります。)
      お互いに、患者さんにとってよいサポートができるように頑張りたいですね!

      拍手 4

    • 小山 幸子
    • 小山 幸子
      2877日前

      甘いものへの執着は、糖尿病患者ではなくても、甘いものは別腹・・・なんていう方もたくさんいらっしゃいますよね。文面で「甘いものを毎日食べるような食生活だった」と、あります。現在、毎日の摂取量及び回数が減少しているようなら、まずはその行動の変容は評価しているのでしょうか?甘いものを摂取することは、イコール悪い事になっていませんか?患者さんが犯人、医療従事者含め、患者さんをとりまく家族は刑事ではありません。友人との大切な時間、自分にとって特別な日・・・こういったスペシャルな時間を満喫していただくために、日々の食事の中での甘いごほうびは、その日のためにとっておくような提案も一つかと思います。甘いものがどうしてもやめられないと正直にお話ししていただけるのはありがたい事です。患者さんの中で何とかしたいという気持ちの表れだと思います。医療機関に貴重な時間に来ていただき、お話ししてくれたことに感謝する気持ちは忘れてはなりません。栄養士の目標として、血糖コントロールも念頭ですが、次回も食事の話が聞きたいなと思っていただけることが最大の目標ではないかと思います。具体的な提案は、そういった信頼関係を築いてから。そうすると、患者さんが自ら目標設定もできてきますよ。まずは焦らず。じっくり向き合って行きましょう。

      拍手 6

    • 2874日前

      小山様
      ご回答ありがとうございます。
      まだまだ患者さんとは信頼関係が気づけていないなと感じています。まずはあせらずにじっくりとお話しをおうかがいしてみようと思います。

      拍手 3

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