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    2019.07.05

    自分らしい治療を選択するために…医療者と一緒に治療を選ぶコツとは | がん情報サイト「オンコロ」

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自分らしい治療を選択するために…医療者と一緒に治療を選ぶコツとは | がん情報サイト「オンコロ」 oncolo.jp

 5月11日、横浜市西区のはまぎんホールで市民公開講座「がんと共に生きる時代の治療選択のヒント ~放射線治療を中心に~」(主催:市民公開講座実行委員会、共催:神奈川新聞社、バリアンメディカルシステムズ、日本電子応用、三石耐火煉瓦)が開催。慶應義塾大学看護医療学部の大坂和可子准教授、NPO法人肺がん患者の会 ワンステップ代表の長谷川一男氏、大船中央病院放射線治療センター長の武田篤也氏らが講演を行った。 「自分らしい治療」はどうすれば選択できる? 大坂氏はまず、がん治療の現場の多くで近年、保険医療情報(エビデンス)の確立を背景に、医療従事者と患者さん・家族が一緒に健康に関わる意思決定に参加するケースが増えてきていることを報告。患者・家族と医療者がエビデンスに加えて、治療の選択肢、メリットとデメリット、患者さんの価値観や希望・状況を共有し、治療選択を行うプロセスである「シェアード・ディシジョン・メイキング(SDM)」を紹介した。 その上で大坂氏は、情報収集のコツとして医師に以下の3つの質問をすることを呼び掛けた。 ・選択肢には何がありますか? ・それぞれの選択肢のメリットとデメリットは何ですか? ・選択をする上で、活用できるサポートはありますか? 「主治医とよく相談するのはもちろんですが、看護師などの医師以外の医療者や、病院のがん相談支援センター、患者会や患者支援団体などにも相談するのも、違った角度からの助言やサポートが得られます。さらに、セカンドオピニオンの活用や、化学療法や放射線治療ができるがんでは、腫瘍内科医や放射線治療専門医への相談も選択肢として考えるのが良いでしょう」(大坂氏) また、近年、インターネットで病気や治療の情報を収集するケースが増えているとして、インターネットでの情報の信頼性を確認法するキーワード「い・な・か・も・ち」を紹介した。 い…いつ? な…なんのために? か…書いた人は誰? も…元ネタは何? ち…違う情報と比べた? ほか、大坂氏は意思決定支援のツール「オタワ個人意思決定ガイド」を紹介。患者中心の最善のがん医療のためには患者の参加が大切だ、と語った。 (慶應義塾大学看護医療学部の大坂和可子准教授) がん情報の伝え方 患者が気を付けるべきこととは

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