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- 特定保健指導
- 2017.04.13
「また、次回、最終面談で…」-特定保健指導の〆は笑顔で-
特定保健指導講座 | 第1回こんにちは!管理栄養士の や・ま・も・と、と申します。
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これから特定保健指導のメソッドをお伝えしていきます。
今回のこの連載コラム「特定保健指導について『また、次回、最終面談で…』」では、その私の食事相談メソッドである「おもびよメソッド」を基礎に私が経験した、または、仲間から相談を受けた、笑える体験談&笑えない体験談などをご紹介していきます。
研修に参加してみたり、本を読んでみたり、でも、上手くいかない…そんな経験はありませんか? 相談者も千差万別、管理栄養士も千差万別。だからこそ、自分自身のオリジナルの面談スタイルを確立する必要があります。このコラムでは、そのお役に立ちたいと思っています。実例を元に、特定保健指導のやり方や考え方をお伝えできればと思っています。
特定保健指導の面談にはドラマがあります。
このコラムの第1回のタイトル「こんにちは!管理栄養士の や・ま・も・と、と申します。」は、特定保健指導の初回面談の冒頭に、私が対象者におかけする言葉です。そして、このコラムの名称にもある「また、次回、最終面談で…」は、その初回面談の最後に、いろんな思いを乗せて、対象者をお見送りする時に、おかけする言葉です。この2つの言葉の間は、時間にしてたった20分ほど。しかし、その短い時間の間には、たくさんのやり取り・ドラマ?が繰り広げられています。
私は、管理栄養士として、特定保健指導を担当させていただき、多いときには月間150人近くもの方々と面談を行います。この仕事をしていてよかったと思うこともあれば、悔し涙を流したり、自分の無力さを痛感したりすることなど、さまざまな経験をしてきました。
そのたび、基本に立ち返るために参考文献を読み返したり、先輩たちに相談したり、知り合いの対象者にインタビューしたり、講座やセミナーを受講したり、学びを深めてきました。教えていただいたことを実践して、フィードバックして、再度実践する。この繰り返しの中で私には合う方法、合わない方法があることに気づき、学んだことをカスタマイズして、自分なりのメソッドを作ってきました。
特定保健指導がはじまって8年。私は、およそ2,500名の方々の初回面談を担当してきました。クリニックや企業などでの食事相談、食サポート(おもてなしびよりのサービス)も含めれば、5,000名以上の方の食事相談を担当してきたことになります。その経験の中で培った私なりの面談手法を、私は「おもびよメソッド」と名付け、それを日々、ブラッシュアップしてきました。ちなみに、おもびよとは、「おもてなしびより」の略なのですが、その説明は、また別の機会にお話します。
さて、第2回では、早速、私の経験談から書いていこうと思います。また、みなさんからも体験談を募集する予定です。連絡方法は、次回お伝えします。
さらに、特定保健指導をしている管理栄養士の仲間と話をすると、よく「もっと、いろんな仲間と話がしてみたい」という声を聞きます。管理栄養士は、横のつながりの機会や出会いの場が少ないのですよね。
実は、みなさんの出会いの場も、Eatreatで企画中です!いわゆるこのコラムの「オフ会」です。このことも次回のコラムに書かせていただきますので、ぜひご期待ください。
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