ライター4年目の私がお伝えする「管理栄養士・栄養士ライターになるには?」のシリーズ。
2回目は、ライターになるための勉強の仕方についてです。基礎知識を身に付けて、仕事を始める準備をしましょう。
勉強①正しい・わかりやすい書き方を学ぶ
まずは正しく・わかりやすい文章を書くために、文章の書き方を勉強しましょう。
ライターの仕事は、読み手が最後まで読める文章を書くことです。そのためには、正しい日本語使い、わかりやすい文章で書くことが大切です。
またこれは、仕事相手(クライアント)に修正の手間をかけさせない目的もあります。
ライターは実力主義の世界です。間違いだらけの文章を書く人より、修正の必要のない文章を書く人のほうに仕事を頼むのは自然な流れですよね。仕事を受注するためにも、しっかりと勉強しておきましょう。
書き方を学ぶ際におすすめの書籍をご紹介します。
こちらはライターの入門書として、多くのライターが紹介している本です。間違えて使われやすい日本語の例や、わかりやすい文章を書く方法など「書き方」に関するすべてが1冊に詰め込まれています。
この1冊を繰り返し読み、実践することで書き方が身に付きますよ。
勉強②WEB記事の書き方を知る
文章の書き方を勉強したら、次はWEB記事の書き方を知りましょう。WEB上では、多くの記事で「SEO(※)」という対策がされており、ルールを把握する必要があります。
初めのうちは深く理解するのは難しいかもしれませんが、文章を組み立てる際に必要とされるスキルであるため、一度学んでおきましょう。
SEOを学ぶ際におすすめの書籍をご紹介します。
SEOが必要な理由から、ライティングのノウハウまで、ぎっしりと詰め込まれた1冊です。濃い内容にもかかわらず、漫画形式で読みやすくなっているのもおすすめできるポイントです。
とりあえずこの1冊を読み込んで、あとは仕事をしながら覚えていくとよいでしょう。
※:SEOとは「検索エンジン最適化」のこと。検索エンジンで検索した際に上位に表示させるための施策、という意味があります。
勉強したら、とにかく書いてみよう!
勉強が終わったら、とにかく書いてみましょう。書くことが上達への近道です。
例えば、いくら料理の勉強をしていても、実際に料理しないと上達しませんよね。ライティングも同じです。
また、ブログなどに記事を書きためることで、仕事を始める際のアピールの材料となります。
内容は日記のようなものではなく、ライターの仕事を想定して書いてみましょう。
自分の経験のあるジャンルや得意なジャンルについて、テーマを決めて書くことがおすすめです。
まとめ
初めはうまく書けないかもしれませんが、書けば書くほど上手になっていきますよ。私がスラスラと書けるようになったのは、100本以上書いたころでした。
実力がつくと仕事も舞い込んできやすくなるため、コツコツと書いて、力をつけていきましょう。
次回は「記事の書き方の流れ」をお伝えします。
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