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実践に使える!症例別薬膳講座(全10回)」の第8回目となる講座が1月20日(土)に開催されました。 講師は管理栄養士・国際薬膳師としてご活躍中の大倉あやこ先生です。
「薬膳」という言葉は聞いたことがあるという方でも、いざ学ぼうとすると少し難しそうなイメージがあるかもしれません。
しかし、本講座では心配ご無用で、中医学に基づいた本格的な内容を大変分かりやすく学ぶことができます。

男女問わず起こりうる「更年期障害」

今回は「更年期障害~男女別の更年期障害の原因と対策を学ぶ」というテーマでした。更年期というと、女性がなりやすいイメージがありますが、先生のお話ではホルモン減少症候群と考えても良いほど、老若男女問わず起こりうるということでした。若いときから自分自身の身体の変化について意識して生活することが大切とのことで、興味をもって学ぶことができました。

更年期障害は、西洋医学も中医学でも、ホルモンの減少が原因で起こると言われています。
女性は特に閉経を期に急激なホルモン分泌の減少が起こり、男性では加齢と共にゆるやかに起こるという違いがあるそうです。
男女共に、更年期障害の治療はホルモン補充療法を行うことが多いそうですが、中医学での考え方としては、薬膳を取り入れた食事や、ホルモンを活性化させるための運動、環境の調整が体調管理に効果的だそうです。

更年期障害のタイプ

更年期障害にもタイプがあり、今回はタイプ別の症状の特徴と、それに合わせた薬膳・食材選びについて学習しました。
一つ目が腎陰虚タイプで、更年期を迎えた女性に一番多いタイプだそうです。腎の働きに衰えが見られる人で、熱がたまり、めまいや耳鳴り、汗が出るなどの特徴があります。
二つ目が腎陽虚タイプで、閉経の時期に衰えていき、めまい、耳鳴り、腰痛、手足の冷えなどが起こる人です。
三つ目が心脾両虚で、動悸や不眠、倦怠感、食欲不振などが起こりやすいそうです。
四つ目が痰湿内阻のタイプで、胸が苦しい、いらいら、めまい、不眠など。
男性の更年期障害では三、四の心脾両虚、痰湿内阻の人が多いそうです。
それぞれのタイプに合わせて、症状を改善するための食材の選び方のコツについても詳しく学びました。
「更年期障害」といっても、一概に同じような症状が現れるのではなく4つのタイプがありそれぞれ現れる症状が異なるのは驚きました。

本日の薬膳ランチはこちら!

本講座では毎回、その回のテーマに沿ったレシピで作られた薬膳ランチと薬膳茶が付きます。実際に食べて、薬膳を体感することができる大変魅力的なセミナーなのです。
今回のメニューは、男女共通に体調を整える料理でした。
①雑穀ごはん
②帰脾湯と豚肉の薬膳スープ※1
③豆腐皮の5色包み揚げ※1、2
④レモングラスとバラのハーブティー
お茶は大倉先生の特製で、毎回違う食材を合わせてブレンドしてくださいます。
今回はフレッシュなレモングラスとローズをブレンドした香りの良いお茶でした。

※1食材提供:こいくちしょうゆ、てらおかしょうゆ
※2食材提供:きぬきくらげ

試食中には、レシピの特徴と、使用されている食材の持つ効能について詳細な解説がありました。参加者のみなさんは「ポカポカしてきた!」と薬膳料理の効果で実感していただけたようでした。

参加者の方からの質問に大倉先生が答えていただいたり、今回の料理で使用した食材や料理のアレンジ方法など詳しく教えていただき、学びの多い充実した時間となりました。
加齢変化と上手に付き合っていくための、実践できる知識と技術を学ぶことができました。

 

最後に全員で。

第9回目となる次回は 『2月17日(土)「美肌対策~ニキビやシミなどのお肌のトラブルの原 因と対策を学ぶ」』です。美容に関心の高い方や、肌トラブルで悩む方には大変興味深いテーマです。
実践に活かせる薬膳を学ぶことができる、貴重なこの機会にぜひご参加ください。

これまでの薬膳講座のレポートはこちらから!
・【管理栄養士による実践に使える症例別薬膳講座】第7回 女性の悩み 開催 
・【管理栄養士による実践に使える症例別薬膳講座】第6回 冷え性 開催
・【管理栄養士による実践に使える症例別薬膳講座】第5回 お腹のトラブル 開催
・【管理栄養士による実践に使える症例別薬膳講座】第4回 疲労対策 開催
・【管理栄養士による実践に使える症例別薬膳講座】第3回 風邪対策 開催
・【実践に使える!症例別薬膳講座】薬膳の基本②(追加) 開催しました
・【実践に使える!症例別薬膳講座】薬膳の基本①(追加) 開催しました
・【管理栄養士による実践に使える症例別薬膳講座】薬膳の基本② 開催
・【管理栄養士による実践に使える症例別薬膳講座】薬膳の基本① 開催
・管理栄養士による体験講座「はじめての薬膳講座」イベントレポート

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みんなのコメント( 2

    • 大倉 あやこ
    • 大倉 あやこ
      113日前

      >賀茂様
      中国の「豆腐皮」と言われる乾燥湯葉を使っています^^
      日本の湯葉より大判で厚手なので少々手荒に扱っても大丈夫ですよ!
      買い物に行くのが面倒な時に乾物だけで一品作れたら・・・から生まれたレシピです☆

      0

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【管理栄養士による実践に使える症例別薬膳講座】第8回 更年期障害 開催

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