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腎はアンチエイジングが担当

今、腎臓が注目の臓器として見直されています。以前、「色で選ぶ薬膳学 - 食べ物の色のチカラを知ろう」でも触れましたが、中医学の五行学説では腎は水の臓腑、季節は冬、色は黒に属するとされています。
腎は老化・生長・生殖などを担当しており、子どもの成長から老化に至るまでのプロセスに深い関わりがあります。

腎の働きには「黒い」「鹹(しおからい)」食べ物

栄養学において腎臓と塩分の関係が深いことはよく知られていますが、中医学においてもしおからい味は腎の働きを助け、摂りすぎると腎を傷めるとされています。
腎の働きを助ける食材として、黒ゴマ、黒豆、黒米、ひじき、しいたけなどの黒い色の食べ物をはじめ、肝心ともに補うクコの実、肺脾腎を補う山芋などがおすすめです。

黒ゴマ味噌とろろ鍋で腎をケアする

誰でも簡単にできる腎をケアする「黒ゴマ味噌とろろ鍋」をご紹介します。

【材料】4人分
具材
・鶏肉または豚肉 400g
・白菜 1/4玉
・豆腐 1丁
・好みのきのこ 250~300g
・白ネギ 1本
・もやし 200g
・ささがきごぼう 100g

スープ
・チキンスープ 90ml前後
・すりおろしにんにく 2片分
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ1
・味噌 大さじ4
・すりごま 大さじ3

トッピング
・とろろ 300g
・クコの実 大さじ2

【作り方】
1.肉や野菜、きのこを食べやすい大きさにカットします。
2.スープの材料を合わせて食べに入れて火にかけ、1の材料を入れて煮込みます。
3.材料に火が通ったら材料を覆うようにとろろをのせ、クコの実を散らせば完成です。

黒いスープに浮かぶとろろは、地面に積もった雪のように見えることでしょう。
白いとろろに赤いクコの実を合わせて、見た目を楽しみながら味わってください。

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お鍋で健康に~腎をいたわる薬膳鍋~

大倉 あやこ

中医学の本場中国、上海中医薬大学にて中医内科を専攻した後、現地の国立病院で糖尿病の外来の営養指導や現地在住の日本人に薬膳をレクチャー、ハーブティーブレンド開発・店舗経営などを経て、2014年に日本に帰国しました。 中医・薬膳の先生と聞くと少し別世界の人のように思われがちですが、厳しい事や細かい事はとても苦手な、美味しい物が大好きな酒のみ栄養士です。 「食」は「人を良くする」ものです。 研修医時代、「この人は食をきちんとしていたら病院に来なくても良かったのに」というような患者さんを沢山診てきた経験から、「病院に行かなくてすむ人を増やしたい」「病氣になっても回復が早まるように」と願い、【食医】」の道を選びました。 ぬる~い私でもできる薬膳ですから、きっと皆さまも楽しんで実践していけると信じて、誰よりも楽しんで活動・情報発信していきたいと思います。 薬膳を通じて沢山の人とご縁できる事を楽しみにしております。

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