子育てと仕事の両立で苦労した点とは?
子育てをしながら仕事をするにあたって一番苦労した点といえば、子どもの預かり先です。ニュースでも保育園の待機児童問題が取り上げられていますが、どんな職種であっても、女性が仕事を続けながら、子育てをするために一番のネックとなるのは子どもの預け先ではないでしょうか?
フルタイムで仕事をしていても、保育園に入れないケースがある中で、正社員でない場合は、それ以上に認可の保育園に子どもを預かってもらうのは困難というのが実情です。そのため、一時保育をやっている保育園などが預け先として考えられますが、早く申し込まないと、すぐに定員がいっぱいになってしまい、毎回同じ保育園を利用できないケースもあります。
保育園の利用が難しい場合、地域のサービスで子どもを預かってくれるものもあります。そういったサービスをうまく利用しながら、仕事を続けなければいけません。
子どもが小学校に上がっても、学童の問題や、病欠なども考えられるので、なかなか難しいものです。 特に冬場は自分の子どもが元気でも、学級閉鎖などで学校に行けないこともあり、子どもが小学生になった今でも頭を悩ませることが多々あります。
仕事と子育てを両立するための工夫
私が仕事と子育てを両立するにあたって工夫した点は、近くにサポートしてくれる親族もいなかったので、夫に協力してもらえるようにしたことです。基本的に家事や子どものことは私がやっていますが、1人ではなかなか難しい部分もありますので、困ったことがあったら、その都度、夫にお願いをしています。また、帰りが遅くなることもありますので、夕飯の作り置きなども時間のある時やるようにし、家族に負担がかからないように工夫しています。
管理栄養士の仕事は子育てと両立できるか?
勤務時間が不規則な場合、子育てしながら管理栄養士として働くことが難しい場合もあるかもしれません。しかし、勤務時間の問題がない場合は、まわりの協力を得ながら続けることは可能だと思います。管理栄養士に必要な知識はさまざまですが、実生活で妊娠・出産・子育てを経験することでスキルになったり、いろいろな場面で役立ったりすることが多くなると思います。
本やネットに書いてあるような情報よりも、実生活で得た生きた知識と経験は、管理栄養士として仕事をしていく上で、重要な「キャリア」にもなります。保育園の問題など、仕事を続けて行く上で難しい部分もたくさんありますが、ぜひ両立して欲しいと思います。
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