～顔の見える地域栄養士を目指して～第2回「栄養と運動のセミナー」開催

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イベント報告

2020.01.17

栄養と運動のセミナー

～顔の見える地域栄養士を目指して～第2回「栄養と運動のセミナー」開催

運動栄養食事在宅栄養介護高齢者セミナー
posted byEatreat 編集部

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12月6日（金）、ローソンホーム薬局西蒲田店にて、「第2回　栄養と運動のセミナー」を開催しました。このセミナーは管理栄養士が行う地域セミナーとして「栄養と運動」をテーマに、先月から月1回開催の4回シリーズでの開催を予定しております。男性1名、女性7名の方々にご参加いただきました。

今回のテーマは健康状態をチェック！

第2回は「あなたの健康状態をチェック！体重と血液検査値」でした。前回は「フレイルについて」、「フレイル予防の食事について」というテーマで行いましたが、今回は自分の健康状態を確認し、フレイルや低栄養の早期発見につながる内容としました。

前半は管理栄養士2人の講義でした。今回初参加の方も多く、前回の復習をして振り返りを行いました。後半は地域包括支援センター西蒲田の職員様に協力していただき、口腔機能訓練として「パタカラ体操」を体験しました。加齢に伴い筋肉が弱ってくるとお口のまわりの筋肉や舌の動きが悪くなります。その予防や改善が目的の体操でした。

質疑応答タイムや試飲なども

前回同様、セミナー終了後に質疑応答ができる座談会を設けました。また、栄養補助飲料の試飲も行ってもらいました。その時に皆さんへご意見や感想、質問をお伺いしました。質問は座談会時やセミナー終了後に個別相談を行い解決しました。

「輪っかテスト」や「パタカラ体操」を体験

前半のふくらはぎの「輪っかテスト」では、筋肉の衰えに気づかれた方がいらっしゃいました。次にBMI(Body Mass Index)を各自で計算しました。管理栄養士が個別でまわり、計算が難しい方とは一緒に計算を行いました。また、高齢者の低栄養パターンを3つ紹介しました。

次に血液検査値について講義しました。実際の健康診断データを用い、各検査項目と食事の関係を知ってもらいました。各項目どれも関心が高く、熱心に聞かれている参加者が多かったです。検査項目は基準値だけでなく、低下の目安の値も示し、フレイルに早期で気づいて貰えるよう説明しました。今回は貧血の食事療法も紹介しました。鉄分の多い食品や調理法は皆さんの関心が高かったです。

後半の「パタカラ体操」は皆さんで「パ・タ・カ・ラ」と発音し、楽しみながら行っていました。

うれしいお土産で大満足

アサヒグループ食品様の「栄養プラス　濃厚コーンポタージュ」を試飲し、同シリーズの「温かココア」もお土産として用意しました。試飲前に商品説明と上手な使い方を紹介しました。

参加者からの感想

参加者の皆さんからは「コレステロールや中性脂肪などが血中脂質が気になる」「貧血が気になるけれど、検査値の見方が分からなかった」「コレステロール値が高く内服に悩んでいる」「コーンポタージュは美味しかった」といった貴重な意見を多数いただきました。

血液検査値には疑問を思っているものの、主治医等に相談できない方が多くいらっしゃり、今後も参加者の皆さんの関心事をテーマに、地域の皆さんの健康に貢献していきたいです。

次回イベント

【終了】第3回　インフルエンザに負けない食事
　　　　　1月10日(金)13時30分～14時30分

第4回　おいしく食べていますか？よく噛んでますか？オーラルフレイル予防！
　　　　　2月7日(金)13時30分～14時30分

Eatreatから今回の取り組みについて
今回の取り組みは、ローソン様、大田区地域包括支援センター西の蒲田様と一緒に進めています。
コンビニという地域の拠点となる場所をベースとし、地域のみなさまに栄養士の存在を知っていただくのも大きな目的です。

元気な一生を送るための大事な要素である『食』。

栄養のことやそれを実践してもらうキッカケづくりをすることで、地域貢献ができるような取り組みにしていきます。

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